JRの新幹線のグリーン車と普通列車のグリーン車の違い 料金と席と買い方【第3回/全7回】
電車の乗り方 第3回/全7回

JRの新幹線と普通列車グリーン車の違い料金と席と買い方

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この記事は「東京の電車の有料席ガイド」の第3回です。

第2回では、普通列車のグリーン車の料金と買い方をご紹介しました(グリーン車の記事)。

今回は、名前が同じでややこしい「新幹線のグリーン車」と「JR普通列車のグリーン車」の違いのお話ですよ♪

新幹線も、東京近郊の普通列車も、どちらもJRの列車です。

新幹線で東京駅に着いて、そのまま横浜や鎌倉へ向かうとき。

JR在来線のホームで「グリーン車」の表示を見かけて、

「あれ?新幹線のグリーン車と同じもの?」

と、とまどったことはありませんか?

名前は同じでも、中身はまったく別ものなんです!

ここで問題です!

Q. 新幹線のグリーン車の券で、東京駅から東海道線のグリーン車にも乗れるでしょうか?

A. 乗れません~! 普通列車のグリーン券を、新しく買いますよ。

先に答えを書きますね。

新幹線のグリーン車は、席が決まっている指定席で、乗車券のほかに特急券とグリーン料金がいります。

普通列車のグリーン車は全車自由席で、乗車券のほかにグリーン券だけで乗れます。

Suicaで買えば750円からです(JR東日本 普通列車グリーン料金)。

ひと目でわかる違い

表は横にスクロールできます →

新幹線のグリーン車普通列車のグリーン車
走っている列車東海道・山陽、東北、上越、北陸新幹線など東海道線、横須賀線、中央線快速、青梅線、高崎線、宇都宮線、常磐線、総武線快速、湘南新宿ライン、上野東京ラインなどの普通(快速)列車
JR東日本 普通列車グリーン車
乗車券のほかにいるもの特急券とグリーン料金グリーン券
席買うときに席が決まる
JR東日本 JREメディア 新幹線自由席がある列車は?金額など自由席と指定席の違いを紹介
全車自由席(空いている席に座る)
JR東日本 普通列車グリーン車
料金の例東京から名古屋まで、のぞみのグリーン車14,960円(普通車指定席は11,300円。通常期、おとな片道、乗車券も入った額)
JR東海 東海道・山陽新幹線における「のぞみ」・「みずほ」号の指定席特急料金及びグリーン料金の見直し等について
50kmまで750円、100kmまで1,000円、101km以上1,550円(Suicaで買った場合)
JR東日本 普通列車グリーン料金
満席のとき席が決まっているので、自分の席がある通路やデッキに立つ場合もグリーン券が必要
JR東日本 普通列車グリーン料金
券が使えるのはきっぷに書かれた列車と席買った日の当日1回限り
JR東日本 普通列車グリーン車(自由席)

新幹線のグリーン車は、席が決まっている上位クラスの席

新幹線のグリーン車は、ふつうの指定席より一段上位クラスの席です。

きっぷを買うときに、席を決めます(JR東日本 JREメディア 新幹線自由席がある列車は?金額など自由席と指定席の違いを紹介)。

東海道新幹線のN700Sでは、グリーン車の座席の幅は480ミリ。

普通車の440ミリ・460ミリより広く、足を乗せるフットレストもついています(JR東海 車両のご案内 N700S)。ゆったり…♡

料金は、乗車券に特急券とグリーン料金を足した額です。

東京から名古屋までのぞみで行くと、ふつうの指定席は11,300円、グリーン車は14,960円(JR東海 東海道・山陽新幹線における「のぞみ」・「みずほ」号の指定席特急料金及びグリーン料金の見直し等について)。

差は3,660円です。

料金が変更される予定があります

JR東海とJR西日本は、東海道・山陽新幹線のグリーン料金を、2027年12月15日の乗車分から見直すと発表しています(JR東海 東海道・山陽新幹線における「のぞみ」・「みずほ」号の指定席特急料金及びグリーン料金の見直し等について)。

のぞみだけでなく、ひかりやこだまも入る、すべての列車のグリーン車が対象です。

東京から名古屋ののぞみのグリーン車は、18,050円になる予定です。

のぞみ・みずほの指定席特急料金も、2027年7月1日に買う分から上がる予定です。

東京から名古屋ののぞみの普通車指定席は、11,880円になります(JR東海 東海道・山陽新幹線における「のぞみ」・「みずほ」号の指定席特急料金及びグリーン料金の見直し等について)。

来年以降に読む方は、必ず最新の料金をご確認くださいね

桜る子

静かな空間の為にこの車両に特別な料金を支払っている乗客が多い印象です。桜る子見解ですが…

東北・北海道新幹線、北陸新幹線、上越新幹線には、グリーン車よりさらに上の「グランクラス」がついている列車もありますよ(JR東日本 E5系 はやぶさ/はやて/やまびこ/なすの、JR東日本 E7系 かがやき/はくたか/あさま/とき/たにがわ)。

JRの普通列車のグリーン車は、自由席の2階建て

東京近郊を走るJR東日本の普通列車と快速には、グリーン車がついている電車があります。

たとえば中央線快速では、2階建てのグリーン車が2両つながっています(JR東日本 中央線快速・青梅線でグリーン車サービスを開始します)。

・席は全車自由席です(JR東日本 普通列車グリーン車)。

・空いている席に座ったら、座席の上にある読み取り部にSuicaをタッチします。

・ランプが赤から緑に変わったら完了です(JR東日本 普通列車グリーン車(自由席))。

・紙のグリーン券の場合は、係員が確認に来ますよ。

特急券はいりませんよ。乗車券とグリーン券だけで乗れます。

そのかわり席の指定はないので、混む日には満席で立つこともあります。

ご注意ください!立っていてもグリーン券は必要です!(JR東日本 普通列車グリーン料金)。

満席で普通車に移るときは、グリーンアテンダントに申し出てくださいね(JR東日本 普通列車グリーン車(自由席))。

料金と買い方の手順は、第2回のグリーン車の記事に写真つきで書いています。

新幹線の券では、普通列車のグリーン車に乗れませんよ

ここがいちばん、まちがえやすいところです!何度でも言います笑

新幹線のグリーン車と普通列車のグリーン車は、料金も券も別々です。

新幹線で東京駅に着いて、そのまま東海道線のグリーン車で横浜へ行くときも、普通列車のグリーン券を新しく買います。

普通列車のグリーン券は、当日1回限り有効です(JR東日本 普通列車グリーン車(自由席))。

往復で使うなら、帰りの分は帰りにもう一度買いますよ。

買い方もちがいます

新幹線のグリーン車

JRの指定席のきっぷは、列車が始発駅を出る日の1か月前(前の月の同じ日)の10時から、駅や旅行会社の窓口で発売されます(JR東日本 きっぷの発売日)。

JR東日本の新幹線(東北・上越・北陸など)は、えきねっとの「新幹線eチケット」で予約すると、交通系ICカードやモバイルSuicaを改札機にタッチして乗れます。

グリーン車も対象です(えきねっと(JR東日本) 新幹線eチケットのお申込み方法)。

JR東海の東海道新幹線は「スマートEX」で予約すると、交通系ICカードで乗れます(JR東海 「スマートEX」とは)。年会費はかかりません

駅の窓口に行かずに、ネットで新幹線のきっぷを手配したい方は、NAVITIME Travelという方法もあります。

\ 乗る日の2日前まで申し込める /

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普通列車のグリーン車

Suicaグリーン券は、グリーン車が止まる駅の、ICマークのついた券売機か、モバイルSuicaのアプリで買えます。

紙のグリーン券は、改札の外の券売機か、主な駅のみどりの窓口です(JR東日本 普通列車グリーン車(自由席))。

JRの在来線の特急にも、グリーン席があります

まぎらわしいのですが…ほんとにまぎらわしい…

JRの在来線(新幹線ではない線)の特急にも、グリーン席のある列車があります。

たとえば伊豆へ向かうサフィール踊り子は、全車両グリーン席です(JR東日本 サフィール踊り子)。

JR東日本の首都圏の在来線特急は、指定席特急券か座席未指定券で乗るしくみで、自由席特急券では乗れません(JR東日本 首都圏発着 在来線特急のご案内)。

特急に乗るには特急券がいるので(JR東日本 旅客営業規則)、普通列車のグリーン券だけでは乗れませんよ。

サフィール踊り子などの特別な列車は、第5回で詳しくご紹介しています。

私にはどっちが合うの?

地方から新幹線で東京に来るなら、新幹線のグリーン車は、帰りにお土産を抱えてゆっくり座りたいときにぴったりです。

東京に着いてからの近郊の移動、たとえば東京駅から横浜や大宮へ行くときは、普通列車のグリーン車で十分だと思います♪

有料席の種類全体の違いは、第1回の東京の電車の有料席ガイドにまとめています。

小田急ロマンスカーのような私鉄の有料特急やライナーは、JRのグリーン車とは別のしくみです。第7回でご紹介しています。

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基本情報

注記:料金は変わることがあります。ご乗車前にJR各社の公式情報をご確認ください。

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